フリーランスになって最初にすることは何でしょうか?わたしは、最初に名刺を発注しました。なぜかというと、ライターとしての自分を証明してくれるものが何もなかったから。Web業界のイベントへ行き、誰かにあいさつしても、名刺がないと信頼が得られない可能性があるのです。

 

自分をアピールしてお仕事へつなげるためにも、「名刺」は大切。ですが、はじめて名刺を作る人にとっては、「どんな情報を入れたらいいのか」など、知らないことがたくさんありますよね。

 

そこで今回は、「フリーライターのための名刺の作り方」をお伝えしていきます!

 

フリーランスのライターに名刺って必要なの?

 

会社員のときには、会社が必ず用意してくれる「名刺」。会社同士の取引や、ビジネス関連のイベントのときに、自分の身分を証明してくれます。

 

また、新卒入社してすぐのビジネスマナー講習で名刺の渡し方・受け取り方を学ぶくらい、ビジネス上では必須のアイテム。

 

もちろん、フリーランスのライターにも「名刺」は必要なものです。自分の名前や連絡先、書いている記事のジャンルなど、ひと目で見てわかりやすい名刺を作ることで、相手に「自分が何者なのか」「どんな仕事をしているのか」が伝わりやすくなります。

 

フリーランスは人とのつながりが命。わたし自身も、人のつながりのおかげでお仕事をもらえたことばかり。人とつながるためには、自分についてを相手に伝える必要があります。そのツールこそ、「名刺」です!

 

名刺は、ビジネスチャンスを作ってくれます。会ったときに名刺を渡しておくと、何かをきっかけに自分のことを思い出して、お仕事を振ってくれるかもしれませんよね。

 

ライターが名刺を差し出す場面

 

フリーライターが名刺を差し出す場面で多いのは、取材のとき。先方に対して、「自分はこういう者で、どんな記事を得意としています。何かあればこの番号・アドレスに連絡してくださいね」と伝えるのがマナーです。

 

クライアントさんとの初回の打ち合わせでも、自己紹介と一緒に名刺を渡します。お互い、「これからどんな相手と一緒に仕事をするのか」を知っておきたいと思いますよね。

 

また、新たなお仕事を掴むためにビジネスイベントに出席するなら、名刺交換をするシチュエーションが必ず出てくるので、名刺は持っておく必要があります。特にイベントでは、出会う人数が多いので、相手に印象づけるためにも、名刺を渡しておきましょう!

 

ライターの名刺にはどんな情報を載せるべき?

 

名刺には、あなた自身を表す情報を、わかりやすく載せる必要があります。ごちゃごちゃしている名刺は詳しく見ようと思わないし、対して簡潔すぎて情報が足りないと、「一緒に仕事がしたい」「連絡したい」と感じませんよね。

 

適切な情報量でわかりやすく、かつ、ほどよく印象に残る名刺を作りましょう。

 

必須情報

 

必須情報は、会社員として使う名刺とそこまで変わりありません。

 

会社でもらう基本的な名刺のテンプレートにプラスして、ライターとしてアピールしたい部分を載せるのがベストです。

 

それでは、詳しい内容をお伝えしていきます!

 

名前

 

名前は必須情報。誰のものかわからない名刺は、自分を証明するアイテムではありません。大きめの文字でわかりやすい位置に載せましょう。

 

また、読み方がむずかしい名前の人は、ローマ字やひらがな・カタカナでも名前を書いておくと親切です。

 

職業(ライターなど)

 

名前の上か下には、職業を記載します。「ライターの◯◯さん」と覚えてもらえるように、名前の近くに書くことをおすすめします。

 

また、「グルメライター」「コスメライター」など、詳しく書けているとよりベター。相手の印象に残りやすくなりますよ。

 

ペンネーム

 

わたしもですが、本名でお仕事をしていないライターさんもいますよね。その場合は、ペンネームも名前のそばに載せておきましょう。

 

ペンネームが本名とまったく違っていたら、クライアントさんも誰が誰だかわからなくなってしまうはず。両方を載せておくと、理解がスムーズです。

 

中には、名刺にペンネームのみを載せている人がいますが、これはあまりおすすめしません。

 

会社と取引をする際には、公的な書類のやり取りが必要な場合が多くあります。そのときには本名で記載しなければいけないので、それこそ、「この人誰だろう?」となってしまいます。

 

「本名を公表したくないから……」という事情もあるかもしれませんが、名前とペンネームのどちらも載せておくことをおすすめします。

 

電話番号

 

名刺には電話番号も載せる必要があります。なぜなら、緊急事態のときにいちばん早くつながる連絡手段だから。会社員であれば、会社の固定電話にかけると本人につなげてもらえますが、フリーランスの場合はそうはいきません。

 

わたしは、普段使っている携帯電話の番号を載せています。すぐに連絡がつく番号を記載しておきましょう!

 

メールアドレス

 

メールアドレスは、フリーライターは必ず載せるべき項目です。ライターは基本的に、クライアントさんとメールでやり取りすることがほとんど。アドレスがない名刺を渡されても、クライアントさんはどこに連絡すればいいのかわかりません。

 

お仕事用のメールアドレスを持っていない人は、今すぐ取りましょう。無料でアドレスが取得できる、gmailやyahooのアドレスで十分使えます。

 

Googleが提供している、無料のクラウドサービスである「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」でお仕事を進めるクライアントさんが多いので、個人的にはgmailがおすすめです!

 

載っていれば信頼がアップする情報

 

ここまでが基本の情報。上記にプラスして、載せておくとより相手からの信頼度が高まる情報をご紹介します。

 

住所

 

住所は、記載しなくても問題はありませんが、載っていると信頼度がアップします。どこに住んでいる人かがわかると、交通費や取材先への所要時間が計算できるので、クライアントとしても仕事を依頼しやすいのです。

 

ただし、フリーランスはオフィスを持っていないことが多いので、自宅の住所を載せなくてはいけないですよね。そのため、特に女性は「自宅がバレるのは怖い」と載せていない人が多くいます。

 

そんなときにおすすめなのが、バーチャルオフィスを借りる方法。バーチャルオフィスを借りると、自宅の住所を公開せずに済むし、郵便物を自動的に転送してくれるサービスを受けられるので便利です。

 

また、番地や部屋番号を載せず、住んでいる地域のみ記載しているライターさんもいますよ。

 

もし、「住所を載せたいけど、バーチャルオフィスを契約するほどではないし……」と感じているなら、名刺を2種類作る方法もおすすめ。

 

イベントなどで不特定多数に配る際には、【名前・ペンネーム・ジャンル・メールアドレス】といった、必要最低限の情報が載った名刺を。対して、本当にお付き合いするクライアントさんには、詳細な個人情報が載った名刺を渡すなど、使い分けをするといいでしょう!

 

ライターだからこそ載せたい!プラスαの情報

 

ライターにとって、名刺は営業ツール。そのため、名刺一枚で「この人に仕事を依頼しよう」と思ってもらう必要があります。

 

プラスαでアピールポイントを記載することで、仕事につながる確率がグンと上がりますよ!

 

得意ジャンル

 

主な執筆ジャンルや得意ジャンルを名刺に載せることは効果的です。

 

得意ジャンルでの執筆は、記事のクオリティも自然と高まりますよね。そのため、クライアントさんの満足度も高まり、次のお仕事へとつながりやすくなります。

 

対して、苦手なジャンルの記事は、なかなかクオリティが上がらず、クライアントさんも満足せず、お仕事がすぐ打ち切りになる……という負のループに陥ります。

 

得意なジャンルの記事を書けた方が、自分も相手もハッピーになるはず!楽しく働ける環境を作るのは、こういったちょっとした工夫なのです。

 

また、得意なジャンルを書いておくことで、その分野のクライアントさんから連絡がくる可能性が高まります。どんな記事が得意なのかわからないライターさんより、「これが得意です!」とアピールしているライターさんに仕事を振りたくなるのは当たり前ですよね。

 

スキル

 

どんなスキルを持っているのかを名刺に記載すると、クライアントさんにアピールできます。

 

たとえば、インタビューが得意なライターさんは取材で重宝されますし、一眼レフを使っての撮影ができるライターさんは、一人二役できるので、より高単価なお仕事が舞い込んでくる可能性も!

 

自分の強みを載せておくことで、得意分野を生かした記事を書けるでしょう。

 

SNS

 

SNSには、日常のつぶやきや、執筆した記事の情報を載せているライターさんが多いですよね。そのため、SNSを見ると、その人の人となりがわかる可能性大。

 

また、SNSは自分の意見を発信する場所でもあるので、クライアントさんが発信を見て、「こんな仕事を依頼したい」と思ってくれる場合もあります。

 

SNSを上手に活用することも、お仕事を獲得するひとつの手ですよ。ぜひ、名刺にはSNSのアカウント名を載せてくださいね。

 

ブログ

 

ライターであれば、ブログを書いておくことをおすすめします。

 

もし、コスメや旅行、グルメレポなど、自分の得意ジャンルでの執筆を極めたければ、ブログで定期的に発信しておくといいでしょう。

 

SNSの活用と同じで、ブログで発信していた内容がお仕事につながるというのは、フリーランスあるあるです。「こういう記事が書けます」「わたしの好きなことはこれです」という、クライアントさんへのアピールになるので、ブログのURLも名刺に載せておくと◎です。

 

顔写真

 

名刺に顔写真を載せると、クライアントさんに覚えてもらえる確率がアップします。相手の顔は意外とすぐに忘れてしまうものなので、顔写真を載せておくと、印象づけやすいのです。

 

また、顔写真入りの名刺を作っているフリーランスは少ないので、相手に「面白い人だ」と思ってもらえます。そのユニークさを買って、お仕事を振ってくれることもあるかもしれませんよ。

 

人気!ライターの名刺デザイン

 

載せる情報が整理できたら、次に考えたいのが名刺のデザイン。名刺は相手の手元に残るので、自分らしいデザインにするのがおすすめです。

 

デザインは自分の印象を決める部分なので、こだわって決めましょう!

 

ホワイトでシンプルなデザイン

 

ホワイトでシンプルなデザインは、洗練されています。きれいめなイメージを残したい人に人気です。

 

カラフルで目立つデザイン

 

カラフルな名刺は目立つので、記憶への残りやすさは抜群!ポップで明るい印象を与えます。

 

明るい文体が強みのライターさんは、カラフルな名刺で統一感を出すのも素敵です!

 

イラストを入れたキュートなデザイン

 

イラストを入れたデザインは、キュートさがアップします。

 

グルメライターなら料理、コスメライターならコスメ、湯巡りライターなら温泉と、自分の得意ジャンルのイラストをワンポイントに入れると、かわいさと同時に相手へのアピールもできるでしょう。

 

好きな動物がいたら、そのイラストでも◎。イラストきっかけに話が広がる可能性もありますよ。

 

コスパ高の名刺が作れるおすすめのサービス

 

せっかく名刺を作るなら、素敵なデザインのものを選びたいですよね。そこで、ここからはおすすめの名刺デザイン・印刷サービスをご紹介していきたいと思います!

 

リキッドエナジーインク

 

「リキッドエナジーインク」では、職業ごとに名刺のデザインがカテゴリ分けされているので、ライターにぴったりのデザインを見つけられます。

 

ライターならではのペンのデザインや、原稿用紙と付箋のデザイン、本棚のデザインなど、特徴を捉えつつもキュートな名刺がそろっていますよ。

 

>>「リキッドエナジーインク」を見てみる

 

whoo

 

「whoo」はイマドキのおしゃれな名刺のデザインが豊富に用意されているサービスです。

 

しかも、スタンダードな大きさの名刺だけではなく、正方形の「キューブ」、小さいサイズの「ミニ」と、名刺のサイズが選べるところも魅力。

 

おしゃれなデザインに、自分の情報を入力していくだけで完成するので、初心者でも簡単に作れることがポイントです。

 

>>「whoo」を見てみる

 

デザインストック

 

「デザインストック」は、デザイナーによる名刺のセレクトショップ。おしゃれなデザインが100種類も用意されています。

 

シンプルなものから凝ったものまで幅広くあるので、好みのデザインが見つかるはず。他のものと比べて少しお値段は張りますが、他の人とは被らない、自分らしい名刺を作れます。

 

>>「デザインストック」を見てみる

 

ビスタプリント

 

「とにかく簡単に、早く名刺を作りたい!」という人におすすめなのは、「ビスタプリント」。

 

テンプレートが豊富に用意されているので、煩わしさを感じずに印刷までたどり着けます。テンプレートを選んだうえで、自由にカスタマイズできるので、ちょっとした微調整をしたい人も安心です。

 

そして、なんといっても、格安さが魅力。【早い・安い・簡単】が叶うので、初心者さんにおすすめです。

 

>>「ビスタプリント」を見てみる

 

フリーライターも名刺を作ってビジネスチャンスを広げよう!

 

ビジネスチャンスを広げてくれる「名刺」。フリーライターにとって必須のアイテムであることは理解してもらえましたよね!

 

わたし自身、名刺に載せていたSNSを見てくれたクライアントさんから、自分にぴったりのお仕事をもらった経験があります。「アピールしておいてよかった!」と改めて感じました。

 

一枚のカードにギュッと、アピールしたいことをわかりやすく載せる必要がある「名刺」。要点を押さえて、自分の武器になる最強の名刺を作りましょう!