神社やお寺にお参りに訪れたとき、参拝の印になる「御朱印」。そんな御朱印をいただくときに使うのが「御朱印帳」です。

 

本記事では、御朱印めぐりに興味のあるあなたに、基礎知識と選び方、保管方法などについて紹介します。

御朱印帳の基本知識

御朱印帳の基本知識

まずは、「御朱印帳」とは何なのか、どこで手に入れられるのかについて説明します。

1.そもそも「御朱印」とは?

「御朱印」とは、神社やお寺にお参りした際、お参りの証となる印を指します。神社・お寺の名前と詣でた日付、ご本尊の名前などが墨で書かれており、デザインは神社・お寺によって異なります。

 

この御朱印を書いてもらう手帳のようなものが「御朱印帳」です。なお、直接御朱印帳に手書きするのではなく、事前に書かれたものを用意している神社やお寺もあります。

2.御朱印帳を購入できる場所

御朱印帳は、御朱印を受け付けている神社やお寺で販売されています。お守り売場の他、社務所など御朱印を受け付けている場所にも用意されていることが多いです。1,000~2,000円程度で販売されており、神社・お寺限定デザインや、節目の年のみの期間限定デザインのものを手に入れることもできますよ。

 

その他、御朱印帳はインターネット通販で購入することもできます

 

3.御朱印のお代

御朱印を書いていただくときには、御朱印代となる「初穂料」を納めます。多くの神社・お寺ではお代を明記しているため、その金額を支払いましょう。300~500円程度が相場です。「お気持ちで」と金額が明記されていない場合は、300~500円を支払いましょう。

御朱印帳の選び方3つのポイント

御朱印帳選びのポイント

御朱印帳の選び方のポイントについて、3つのポイントに分けて説明します。

 

1.御朱印帳のサイズで選ぶ

御朱印帳はお参りに行く際に持ち歩くもの。「お参りに行こう」と決めているわけではない旅行の際にも、念のため持っていくことをおすすめします。そのため、持ち歩きやすいサイズから選ぶのもひとつの選び方です。

 

御朱印帳のサイズは、主に以下の2サイズです。

 

  • 約16㎝×11㎝(文庫本サイズ)
  • 約18㎝×12㎝(B6サイズ)

 

御朱印帳には明確なサイズの決まりがないため、さらに小さなサイズのもの、反対に大判サイズのものもあります。ただ、小さすぎる御朱印帳の場合、手書きされた「書き置き」の御朱印を貼付できないことがあるため、一般的なサイズから選んでおくことをおすすめします。

2.御朱印帳の綴じ方で選ぶ

御朱印帳はノートではありません。綴じ方にも種類があります。

 

  • 蛇腹式
  • ノート式
  • 紐綴じ式

 

もっともベーシックな綴じ方は、蛇腹式です。蛇腹部分を広げられるため、書く際に書きやすいのがメリット。ただ、バラバラと広がりやすいため、持ち歩く際は紐で縛ったり袋に入れたりしておくと良いでしょう。

 

紐綴じ式は、あとで順番を入れ替えられる点がメリットです。「一番礼所」「二番礼所」と順番があるところで順番を間違ってしまった場合も、あとから並べ替えられますよ。

3.人気のデザインから選ぶ

御朱印帳のデザインは、シンプルなものからかっこいいもの、かわいいものまでさまざま。持ち歩きたくなるデザインのものを選びたいものですよね。また、神社やお寺が節目の年を迎えるときには、限定デザインの御朱印帳が用意されることもあるため、チェックしてみてくださいね。

 

ここでは、東京、京都でかわいいと評判の御朱印帳を紹介します。

 

赤城神社では、ベーシックな和柄の他、「雪うさぎ」と名付けられたかわいいデザインの御朱印帳が用意されています。ピンク・ブルーをそれぞれ基調とした2種類で、それぞれ1,000円

 

 

縁結びで知られる東京大神宮には、蝶・桜・うぐいすをイメージした3種類の御朱印帳があります。いずれも1,000円。なかでも、蝶の御朱印帳はシンプルながら色鮮やかな蝶々が描かれていて、とってもかわいいデザインですよ。

 

 

京都仁和寺でかわいいデザインの御朱印帳は、ピンクを基調とした桜デザインのもの。表に桜、裏に五重塔が刺繍されています。1,680円。カバー付きなので、汚さず大切に持ち歩けるのがいいですね。

 

みんなはどう使っている?御朱印帳の使い方

御朱印帳の使い方は人それぞれ。なかには、使い方に応じて使い分ける方法もあります。どのような使い分け方があるのか、例を紹介します。

 

神社・お寺で使い分ける

日本は神仏習合と言われます。御朱印帳も神社とお寺とで分けなければいけないという決まりはありません。ただ、気持ち的に神社は神社、お寺はお寺と分けたい場合は、御朱印帳を分けて使い分けると良いでしょう。

 

なお、分ける際は、神社とお寺で2冊に分ける他、神社・お寺・日蓮宗(御首題帳)と3つに分ける人が多いです。

 

年ごとに分ける

手帳のように、訪問した年ごとに御朱印帳を新たにしていくのも良いでしょう。一年にたくさん参拝する人におすすめです。あとで振り返るときにも、どの年にどこにお参りしたのかがわかりやすくて良いですよ。年の初めに新しい御朱印帳を用意することで、気持ち新たに新しい年を始められそうですね。

 

〇カ所巡りで分ける

四国八十八ヶ所のように、一定数を巡るものは別で御朱印帳を用意しても良いでしょう。東京では「東京十社」と呼ばれる10の神社があり、専用の御朱印帳も用意されています。

 

>>東京十社めぐり 東京をめぐる、神社の旅へ。

 

卯岡若菜
卯岡若菜

神社、お寺は記念の年に限定版を出すことがあります。神社・お寺もごちゃまぜで1冊にまとめてしまって問題はないそうですが、分ける考え方も。ただ、筆者はずぼら人間なので1冊しかもっていません。元も子もないですが、基本的には自分が気に入ったものが1番。気に入った御朱印帳が何冊かあって迷うなら、使い分けても良いのかなと思います。

 

御朱印帳を保管するときの注意点

御呪印等を保管するときの注意点

御朱印帳を保管する際、注意しておきたい点について紹介します。

 

カバーをつけて保管する

表紙が傷んだり汚れたりするのを防止したいなら、サイズに合ったカバーを用意して付けておきましょう。カバー付きで販売されている御朱印帳を選ぶのも良いですね。

 

また、きんちゃく袋など、布袋に入れておくのも良いですよ。こちらも御朱印帳とセットになっているものもあります。

保管場所にも気を配る

御朱印帳の保管に、定められたルールはありません。ただ、お札をぞんざいに扱わないのと同様に、気を配って保管したいものです。

 

きちんと置き場所を用意したいなら、神棚仏壇を用意しましょう。最近では、御朱印帳を置ける簡易的な神棚もあります。ネット通販で購入できますよ。

 

神棚や仏壇を用意するのは仰々しい……と感じる方は、「目線より高い場所」に保管することをおすすめします。本棚に置き場所を作るほか、無印良品やホームセンターなどで売られている壁に付けられる長押や棚を使い、専用の置き場所を作っても良いでしょう。

 

御朱印めぐりをするときのポイント・注意すべき3点

御朱印めぐりをするときのポイント

御朱印めぐりをする際、気を付けておきたいポイント・注意点を3つ紹介します。

待ち時間も考慮し、時間の余裕を持って訪れる

御朱印は、行ってすぐその場でもらえるとは限りません。お願いしてから受け取るまでに待ち時間が発生することもあるため、時間に余裕をもっておきましょう。「御朱印はこちら」とどこにも書かれていない場合は、社務所で「御朱印はもらえますか」と尋ねてみましょう。受け付けていないところもあることも忘れずに

 

本来であれば参拝後に御朱印をお願いするのが順序ですが、待ち時間ができている場合は先にお願いし、待ち時間の間に参拝を済ませる方法もあります。

 

卯岡若菜
卯岡若菜

筆者は引き換え代わりの番号札を手渡され、「自由にお参りしてから戻ってきてください」と言われたこともありました。

「書き置き」御朱印は御朱印帳に貼ろう

御朱印を書く担当の方がお休みされている場合や、御朱印が人気で直接書いていては対応しきれない神社やお寺では、「書き置き」と呼ばれる事前に御朱印を記した半紙を用意していることがあります。

 

いただいた御朱印は、そのまま御朱印帳に貼り付けましょう。

 

御朱印めぐりは礼節を大切に

コレクター精神をくすぐられ、つい「御朱印を集めること」を目的にしてしまう人もいます。スタンプラリー感覚で参拝をせずに御朱印だけをお願いする人や、ひどい場合は神社・お寺の方に迷惑をかけるような言動をとる人も。

 

御朱印は、あくまでも参拝した印としていただくものです。礼節をわきまえ、マナーを守って御朱印めぐりを楽しみましょう

 

神社・お寺に参るなら御朱印帳をお忘れなく!御朱印めぐりを楽しもう

御朱印めぐりを楽しもう

いつにどんな神社・お寺に参ったのか、記録が残せる御朱印。出先で気になる神社やお寺を見つけたときにも御朱印をいただけるよう、御朱印帳をかばんに忍ばせる習慣をつけておくと良いですね。筆者はよく「忘れた!」と後悔することが多く、本記事を書きながらあらためて持ち歩くクセをつけたいなと思った次第です。

 

お気に入りの御朱印帳を用意して、ぜひ御朱印めぐりを楽しんでみませんか?