「ケーキが好きだから、将来はパティシエになりたい」
「趣味のハンドメイドで自分のお店を開きたい」

 

年齢問わず、誰しも一度は夢を持ったことがあるのではないでしょうか? 何かに憧れたり、目標を持ったりするのは、とても素敵なこと。

 

ただ、その夢を実現させていくのには、勇気や強い気持ち、困難に立ち向かう力が必要です。

 

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今回お話を伺ったフリーランスのWebメディアクリエイターなまっちゃさんは、抹茶をこよなく愛す「抹茶女子ブロガー」です。

 

「いつか自分のお気に入りの抹茶を作りたい!」という夢に向かって踏み出し、自身で抹茶の商品開発をする抹茶プロデューサーになりました。

 

そして、3月にプロデュースした抹茶ブランド「千休(せんきゅう)」の抹茶ラテをこの春発売することが決まり、3月に株式会社千休を立ち上げています。

 

なまっちゃさんは、どのように自分の夢への一歩を歩み始めたのでしょうか? ブランド立ち上げまでのストーリーを教えてもらいました。

 

プロフィール

なまっちゃ(@namatcha_

 

1995年9月生まれの23歳。ブロガー・ウェブメディアクリエイター。女子大生のころから複数のメディアを運営。イベントレポートや商品・サービスの紹介記事を書くことを得意とする。最近は大好きな抹茶の商品開発や企画も行なっている。

 

およそ9年間!止まらない抹茶への愛

かしみん
かしみん

「なまっちゃ」という名前は、抹茶とかけてるんですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

はい、そうなんです! 好きすぎて、カフェでは必ず抹茶ラテを頼みますし、2日に1回のペースで抹茶味のスイーツを食べてます。

かしみん
かしみん

かなりの抹茶好きですね…!

 

 

かしみん
かしみん

いつから抹茶が好きなんですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

中学2年生です。

かしみん
かしみん

およそ9年前。長い!

なまっちゃ
なまっちゃ

もうそんなに経つんですね。

 

友人とカフェに行くようになり、コーヒーや甘い系のドリンクが飲めなくて、よく抹茶ラテを頼んでいました。そしてある日、辻利の抹茶ラテを飲んだときに衝撃を受けまして。

かしみん
かしみん

それからずっと好きなんですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

はい。そこからはもう、抹茶の虜です! 今では、抹茶味のスイーツを求め、京都や金沢までわざわざ出向くこともあります。彼氏と行くこともありますし、一人でも。

 

抹茶熱は毎年高まっていく一方で、愛が止まらないです…。

開発を始めたのは「抹茶本来の味を再発見するきっかけになりたい」から

かしみん
かしみん

どうして抹茶の開発をしようと思ったんですか? 市販のものでも種類がたくさんあるのに。

なまっちゃ
なまっちゃ

自分好みの抹茶ラテを見つけられなかったんですよね。私にとっては甘すぎる・ミルク感が強すぎる・本来の風味が消えている抹茶が多かったんです。なかなか気に入る抹茶に出会うのが難しくて。

 

そこで、「理想の抹茶ラテを自分で作ってみたい!」と思い、開発することにしました。もともと中学2年生くらいから「何か商品を作りたい」と夢を持っていたので、夢と抹茶が合わさったんです。

かしみん
かしみん

行動力がすごいですね。思っても行動に移せる人はなかなかいない気がします。

なまっちゃ
なまっちゃ

抹茶が好きだからこそ、世界中の人に本当の抹茶のおいしさに気づいてほしかったんです。

 

絶対に夢を叶えようと、感情をメラメラ燃やしていました。

かしみん
かしみん

私たちが普段飲んでいる抹茶では、本当のおいしさに気づけないんですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

そうなんです。例えば、カフェでいつも決まってコーヒーを飲む人が、「今日はちょっと冒険して抹茶ラテを飲んでみよう」と思うときがありますよね。

 

そのときに、甘すぎたり風味が損なわれたりしてる抹茶ラテを飲んでしまうと「なんかおいしくない…。頼まなければよかった」と感じてしまうことがあるんです。

かしみん
かしみん

ああ、確かに。誤解されて、自分が好きなものの魅力が伝わらないってツラいかも…。

なまっちゃ
なまっちゃ

最初の出会い方って重要ですよね。だから抹茶本来の味を保っている抹茶ラテを私が作ろうと思いました。抹茶が持つ魅力を再発見するきっかけになれたらうれしいです。

大変だったけど楽しかった。こだわり抜いた抹茶開発

かしみん
かしみん

いざ開発をしようと思ったとき、まず何から始めましたか?

なまっちゃ
なまっちゃ

私が思う抹茶の考え方に共感し、商品を作ってくださる工場を探しました。なので、とにかく電話をかけることから始めたんです。

かしみん
かしみん

何件くらいかけたのでしょうか?

なまっちゃ
なまっちゃ

20〜30件ほどでした。リストを作って、ダメだったら横線入れて消していって。

 

「抹茶の魅力を伝えるため、理想の商品を作りたいんです!」と熱意を伝え続け、承諾してくれる工場をやっと見つけました。

かしみん
かしみん

テレアポ営業さながら…! 工場が決まったあとは、どんな流れで開発していったんですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

「使う抹茶の粉」「グラニュー糖との配分」「パッケージ」などの希望を相談して、工場で試作品を出してもらいました。

 

そして、自分が納得できる理想の商品になったら、実際に作り始める流れです。

かしみん
かしみん

味もすべてなまっちゃさんが決めたんですよね?

なまっちゃ
なまっちゃ

はい。家で、工場から届いた抹茶の粉とグラニュー糖を合わせる毎日でした。「どの配分がベストなんだろう?」と少しずつ配分を変えながら、実験のようにひたすら調合してました。

かしみん
かしみん

ちょうどいい配分が見つかり、やっと味が完成したわけですね!

なまっちゃ
なまっちゃ

いや! まだまだです。

 

次は、「ベストな配分の粉を何g入れて、何mlのミルクで溶かすか」を決めていくんですよね。4カ月くらいかけて試作していました。

かしみん
かしみん

果てしない作業…。ツラさはなかったですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

今思えば大変だったこともありましたけど、本当に好きで始めたことなので、楽しみながら作っていました。

 

理想の味を見つけたときは「やったーーー!これが私の作りたかった味だ!」と舞い上がるほどうれしくて。味にはかなり自信がありますし、抹茶本来のおいしさを再現できているはずです。

「千休」と名付けたのは、抹茶を通してありがとうを伝えてほしかった。

かしみん
かしみん

どうして「千休」という名前をつけたんですか?

なまっちゃ
なまっちゃ

いつも頑張ってる自分へ、大好きなあの人へ、抹茶を通して感謝を伝えてほしかったからです。「Thank you(ありがとう)」の意味でつけました。

かしみん
かしみん

感謝をテーマにされているのって素敵ですね。

なまっちゃ
なまっちゃ

ありがとうございます。

 

あとは、茶人「千利休」ともかけています。かつて織田信長や豊臣秀吉などの武将たちは、癒やしを求め、千利休のもとへ訪れていたんですよ。

 

千利休のように、ホッとひと息つくときに欠かせない存在になってほしい」という願いもあって「千休」という名前にしました。毎日を頑張って生きている人の心の拠り所になりたいです。

かしみん
かしみん

試行錯誤して完成した「千休」のこだわりポイントを教えてください。

なまっちゃ
なまっちゃ

抹茶本来の味を再現した点ですね。市販の抹茶ラテは、抹茶の配合が濃くても5%ほどなんです。でも「千休」は、抹茶本来の味をしっかり感じられるように、8%・15%・20%の3種類作りました。

かしみん
かしみん

濃いですね。抹茶好きにはたまらない!

なまっちゃ
なまっちゃ

抹茶好きにはもちろん味わってもらいたいですが、抹茶があまり好きでない人でもおいしく飲めるように作りました。

 

苦手意識がある人にも挑戦してもらいたいです!

夢を叶えるには、まず言葉にすることから! 一歩の踏み出し方

かしみん
かしみん

今後叶えたい夢はありますか?

なまっちゃ
なまっちゃ

アジアをはじめとして、世界中に「千休カフェ」を作りたいです! あるときは感謝の言葉が飛び交うあたたかい溜まり場に、あるときは癒やしを求める人の茶室のような場に。

そして、抹茶という日本文化の魅力を、世界に伝えていきたいと思っています。

かしみん
かしみん

なまっちゃさんの抹茶愛が伝わってきます。

なまっちゃ
なまっちゃ

実は「抹茶が好き」という気持ちがここまで高まったのは、私が抹茶によって助けられてきたからなんです。

 

私は予定を詰め込みがちな性格で、忙しくて心も体も疲れたり、まわりの大切な人に優しくできなかったりした時期がありました。

かしみん
かしみん

そんな時期が…。

なまっちゃ
なまっちゃ

でも、抹茶を飲むことによって、ホッとひと息ついて大切な人に「いつもありがとう」と伝えられる余裕が戻ってきたんです。

 

「千休」が広まることで、世界中にいる昔の私のような人たちを救えたらいいな、と願っています。

かしみん
かしみん

最後に、自分の手で夢を掴み取るために意識していることを教えてください!

なまっちゃ
なまっちゃ

私の場合は「やる!」と、とにかく口に出すようにしています。

 

宣言することで、自分で自分を追い込んで、やらざるを得ない状況を作り出すんです。

かしみん
かしみん

たくましい!

なまっちゃ
なまっちゃ

周りの人に発信すると、良いこともありました。人に伝えていくことで、縁がつながっていくことがあるんですよ。

 

実際、私も「理想の抹茶を作る!」と宣言していたことで、「知り合いの知り合いが、抹茶の商品開発をしているよ」と紹介してもらえました。

かしみん
かしみん

夢を口に出していたことで、今のなまっちゃさんがいる、と。

なまっちゃ
なまっちゃ

はい。ただ願っていても、誰かがオイシイ話を運んできてくれるわけではありません。

 

夢は自分でつかみにいくものです。これからも本気で叶えていくために、自分の言葉で夢を紡ぎ出していこうと思います。

 

 

「夢を叶える一歩を踏み出すには、まず口に出してみることが大切」と話す、なまっちゃさん。抹茶について話す顔は、楽しそうに笑っていて、発する言葉から抹茶への愛がにじみ出ているようでした。

 

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なまっちゃさんの思いが詰まった「千休」の発売を記念して、カフェが開かれます。

 

3月30日(土)・31日(日)限定、場所は渋谷・道玄坂にある「ism campus」。

 

なまっちゃさんが自信を持っておすすめする、千休の抹茶ラテを、ぜひ味わってみてくださいね!

 

なまっちゃさんの抹茶が購入できるサイトはこちら