年の差カップルは決してめずらしくない時代。
芸能人でも、年の差カップルや年の差婚をした方は数多くいますよね。
一般的に5歳~10歳差ほどを年の差カップルということが多いようですが、最近では10歳以上離れているカップルもよく見かけるようになってきました。

実は今、同じ会社で7歳上の上司と付き合おうかどうか迷っていて……年の差がある年上彼氏に憧れはあるものの、いざ付き合うとなると不安なんですよね。

今まで経験がなければ、不安になるのは当然のことです。今回は年の差カップル経験者の体験談をもとに、年上彼氏のメリットデメリットや、うまく付き合っていくためのコツをご紹介するのでぜひ参考にしてみてください!
年の差カップルの3つの魅力
1.包容力があり、ケンカになりにくい
年上彼氏は心にゆとりがあるため、言い合いになりにくいです。
年が近いとお互いに意地を張ってしまうことも、年が離れていると「私より経験値の高い彼が言うことだから」と納得できます。
彼も多少イラつくことがあったとしても、「まだ若いから」「人生経験が少ないから」と許せるかも。
ある程度のことは受け入れてくれるため、甘えることが苦手な女性でも年上彼氏の前では素直になれるかもしれませんね。
2.知らない世界を教えてくれる
人生経験が豊富で知らない世界を教えてくれるのも、年上彼氏の魅力の1つです。
普段は行けない高級なお店へ連れていってくれたり、見たことのない景色を見せてくれたりするかもしれません。
悩みがあるときでも、今までの経験をもとに新たな視点でアドバイスしてもらうことで、自分の視野も広がるでしょう。
3.結婚の話が進みやすい
年の差カップルで相手が年上の場合、結婚を見据えたお付き合いをしやすいです。
彼は年齢を重ねるにつれて、同年代の知り合いがどんどん結婚していく姿を見て、結婚をより身近に感じているはず。
昔は色んな女性と付き合いたいと思っていたかもしれませんが、そろそろ落ち着きたいと焦っている男性は多いのではないでしょうか。
「早く結婚したい」という女性の願いも、面倒くさがらずに真剣に聞いてくれるかもしれません。
年の差カップル特有の3つの悩み
1.頼りすぎてしまい、自立性がなくなる
彼が年上でしっかりしているからといって、身をゆだねすぎるのはNG。
日々のリードを当たり前だと思い、頼りすぎてしまうと、知らず知らずのうちに自立性がなくなっていきます。
「旅行のときはいつもスケジュールを立ててくれるから」「お店の予約はいつも彼がしてくれるから」と甘えてばかりでは、いざ1人になると何もできなくなってしまうかもしれません。
自立した女性でいるためにも、自分でやることと任せることのバランスをうまくコントロールしましょう。
2.ジェネレーションギャップを感じる
年の差カップルであれば、一度はジェネレーションギャップを感じたことがあるなんて意見も多数。
カラオケの曲や昔人気だった芸能人、過去のニュースなど、「懐かしい」の基準がまったく違うことも。
若者言葉についていけなかったり、テンションを合わせられなかったりと、彼も同じようにジェネレーションギャップを感じている可能性があります。
大事なことはお互いを否定しないこと。
世代が違えば、文化・価値観・思想に相違があるのは当たり前のことなので、「新しいことを知れた」とポジティブに捉えると良いでしょう。
3.セックスレスになりやすい
「結婚前にセックスレスになることなんてあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、年の差カップルでよくある悩みの一つです。
年齢が離れていている分、体力に差があるのでしょうがないことではあるのですが、愛されてないのかな……と不安になる方もいるはず。
どちらか一方が我慢している状況であれば、すぐに解決策を見つけるべきです。
彼に話しづらい内容だとしても、お互いに気持ちを打ち明けてみましょう。そうすることで二人の絆はより深まるかもしれません。
【年の差カップル体験談】年上彼氏とうまくいく5つのコツ

年の差カップルのメリット・デメリットはわかったけど、本当のところはどうなのか知りたいです。

今回は、年の差カップルを経験したことのある方にもお話を聞いてます!みなさん失敗から学んだことをもとに、年上彼氏と上手く付き合っていくためのコツを教えてくれました。年の差があることに不安を抱えている方は、きっと参考なるはずです。
1.価値観を押し付けない

10歳上の彼とお付き合いしてるのですが、やっぱり長年積み重ねてきたことはなかなか変えられない!生活習慣とかお金の管理とか……こちらが「こうしてほしい!」と伝えても、プライドがあるのか機嫌が悪くなってしまうこともあって。
付き合い始めのころは、彼への伝え方に気を遣う→あまり意見を言わなくなる→不満をため込んで爆発する、の繰り返しでした。お互いの価値観が合わないと感じたときは、とにかく話し合って歩み寄ることが一番の解決策です。
年の差カップルにおいて、自分にとっての「ふつう」は相手にとって「違和感」であることも。
無理に価値観を合わせるのではなく、「価値観が合わないのは当たり前」と、肩の力を抜いて彼と向き合いましょう。
2.相手をしっかり立てる

これは私の一番の課題なのですが……年上彼氏とうまくいくコツは、きっと上手に甘えること。私は32歳で社会人歴も長く、ある程度のことは私一人でできちゃうので、彼氏に頼ることがなかなかできずにいたんですよね。
可愛げがないって自覚しているけど、甘えるって意外と難しいんです。彼と二人のときじゃなくても、せめて人前ではなるべく相手を立ててあげると良いかも!
しっかり者な女性でありがちなのが、すべて自分一人で進めてしまうこと。
本当は一人でできることであっても、「教えて」「お願い!」と頼ると、彼は悪い気はしないはず。
彼が何かしてくれたときは、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることも忘れないようにしましょう。
3.束縛をしない

彼は40代で、会社でバリバリ働いているので会食や同僚との飲みも多く、帰りが遅い日が続いて不安になった時期があって。そのたびに不満を伝えていたら、あるとき「仕事で忙しいのに、毎回そんなに疑われると疲れる」と言われてしまったんです。
たしかに彼は同世代の男性よりも大人だし、もっと信頼してあげるべきだったと反省して、彼の交友関係に口出ししないよう気をつけるようになりました。それ以降、大きなケンカはありません。
少しのヤキモチであれば「可愛いなあ」で終わることも、度が過ぎると負担になってしまいます。
年が離れていると恋愛に対する熱量にも差があるので、連絡や会う頻度など、何かを強要することはやめましょう。
4.自立する

私が25歳のとき、8歳上の彼と付き合うことに。付き合ってすぐに同棲を始め、最初は気を遣って料理や洗濯、掃除など家事全般をしていました。でも仕事が忙しくなるにつれて家事をする気が起きなくなっていって……洗濯物や食器が溜まり、料理もお惣菜で済ませるようになりました。それでも彼は「疲れてるからしょうがないよね」と、文句も言わずに代わりに家事をしてくれたんです。
私はそんな状況に甘えて、ついにまったく家事をしなくなりました。そんなある日、彼から突然別れを告げられたんです。30歳になった今なら、私のダメだったところがわかります。お互いに自立した関係だったら、もう少し長続きしたのかな。
年上彼氏にとって、「頼ることも、支えることもできる女性」はとても魅力的なはず。
自分の感情をしっかりコントロールして行動に移すことを心がけ、精神的に自立した女性を目指しましょう。
5.周りの目を気にしすぎない

10歳離れた彼のことを両親に話すと、「彼が先に定年迎えるから、その後は一人で稼がないとだよ?」「彼が先に亡くなったら一人で何年も生きていけるの?」と大反対。友達にも彼のことを話すと、年の差カップルがめずらしいのか好奇の目で見られ、質問攻めに。
気にしすぎるときりがないので、周りの意見をシャットダウンして自分たちにとっての幸せだけを考えるようにしたら、気持ちが楽になりました。もっと年の差カップルだと公表しやすい世の中になればいいのに。
年の差カップルであることに対して、知らず知らずのうちに引け目を感じている方はいるのではないでしょうか。
周りからどう見られているかより、お互いの気持ちを最優先しましょう。
どうしても周りの目を気にしてしまう方は、一人で抱え込まずに思いきって彼に相談してみるのも一つの手です。
年の差を気にしすぎず、彼自身を見つめてみて

年の差カップルを経験したことのある方々のお話、とても参考になりました。もし私が年上彼氏と付き合ったら、同じ失敗をしていたと思います。彼と付き合う前に、年の差カップルで気をつけるべきこと・うまくいくコツを知れてよかったです!

年上彼氏とお付き合いする前に、少しでも不安を解消できたのであれば嬉しいです。年齢にとらわれすぎず、彼をしっかりと見つめて関係を構築していってくださいね。
年の差カップルだからといって、年が近いカップルよりも長続きしづらいということは決してありません。
年齢と性格は必ずしも合致しないので、私自身・彼自身がどういう人なのか理解し合い、壁を乗り越えていきましょう。